STEP.2 アドリブ演奏とは?
ジャズにおける「アドリブ演奏」とは、譜面に細かく決められた音をそのまま弾くのではなく、コード進行に合わせてその場でフレーズを作っていく演奏のことです。
とはいえ、完全に即興でゼロから音を思いついて弾いているわけではありません。実際には、コードトーンやスケール、リズムのパターン、クロマチックの動きなど、定番の素材を組み合わせてラインを作り出しています。その結果、聴く人には自由で生き生きとした演奏に聞こえるのです。
この講座では、まずコードトーンを理解し、そこからリズムを加えることで安定したベースラインを作る練習をします。四分音符・八分音符・三連符・休符といったリズムのバリエーションを学び、さらにクロマチックや「はさみこみ(ネイバートーン)」といったジャズ特有のフレーズ作りのエッセンスも取り入れていきます。
基礎を身につけたら、Fブルースや「Fly Me to the Moon」「All The Things You Are」などのスタンダード曲で実践練習を行います。短いコピー課題から始め、徐々に自分でオリジナルフレーズを作り、最終的にはコード進行に沿って自分らしいアドリブ演奏ができる状態を目指します。
「アドリブは難しそう」と思う方もいるかもしれませんが、このカリキュラムは一歩ずつ階段を上るように進んでいける内容になっています。