STEP.6 四分音符を弾く(自分で組み立ててみよう)
ここまで四分音符でコードトーンを弾くアプローチを見てきました。
次は、ご自身で四分音符のフレーズを考えてみる時間です。
前回のロングトーン同様、まずはルートや3度・5度といった度数をしっかり意識して、シンプルでいいので4つの音を並べてみてください。
最初はルートから始めてももちろんOKですが、少し慣れてきたら他の音からスタートしてみるのもおすすめです。
この練習を通じて、音の選び方や並べ方ひとつでフレーズの印象がどう変わるのか、少しずつ体感できるはずです。
ぜひ、自分なりの「動きのあるフレーズ」を考えてみてください。
「四分音符:自分で組み立ててみよう」の課題で注意すべきポイントを、初心者にも伝わりやすい形で整理しました:
🎯 四分音符を自分で組み立てるときの注意点
1. 使う音は「コードトーン」に絞る
- Cm7ならC・E♭・G、F7ならF・A・C・E♭、B♭△7ならB♭・D・F・A
- まずはコードトーンの中から音を選ぶことをルールにしておくと、自然なフレーズになります
2. 必ずしもルートから始めなくていい
- どの音から始めてもOK(むしろ、3度や5度から始めたほうが「らしい」雰囲気が出やすい)
- ただし、コードが変わった瞬間はルートに戻ってくると安心感が出るので、それも1つの手です
3. 音を飛びすぎない
- トライアド内の音を無理にジャンプさせるよりも、近い音どうしをスムーズにつなげることを意識
- 「上がったら下がる」「少しだけ跳ぶ」など、小さな動きで十分に音楽的になります
4. リズムは均等に保つ
- 今回は「すべて四分音符」なので、1拍ごとに1音をしっかり置く練習
- リズムがズレると、せっかくの音選びも台無しになります
5. フレーズっぽくしようとしすぎない
- 今は「音を並べることに慣れる練習」なので、かっこいいメロディにしようとせず、度数を意識して組み立てることが目的です
📝まとめると:
・コードトーンだけで
・無理に跳ばず
・四分で均等に
・どの音から始めてもOK
・「わかる音」を「わかって弾く」
これを最初に伝えておくことで、初心者の不安を減らしつつ、課題の意図も伝わりやすくなると思います。
必要なら、これを動画用ナレーション文やテキスト教材用に再構成もできますよ!